本数字 | |||||
---|---|---|---|---|---|
07 | 10 | 17 | 26 | 35 | 42 |
ボーナス数字 | |||||
33 | |||||
セット球 | |||||
D | |||||
1等 | 1口 | 454,612,800円 | |||
2等 | 7口 | 11,042,500円 | |||
3等 | 275口 | 303,500円 | |||
4等 | 11,927口 | 7,300円 | |||
5等 | 193,947口 | 1,000円 | |||
キャリーオーバー | 0円 | ||||
販売実績額 | 1,556,856,800円 |
レビュー
1.抽選結果の全体分析
今回の第2036回ロト6、なんとも興味深い結果になりましたね。本数字は「07 10 17 26 35 42」、ボーナス数字が「33」。まずパッと見て感じるのは、数字のバランス感覚です。奇数が「07, 17, 35」の3つ、偶数が「10, 26, 42」の3つ。これは奇数と偶数が3対3という、最も出現確率が高いとされる黄金比率です。多くの人が無意識のうちに最も美しいと感じ、選びやすいバランスなんですよね。
本数字6つの合計は「137」。ロト6の合計数字の理論的な平均値は132ですから、ほぼど真ん中。これもまた、多くの人が購入する際に狙いを定めるゾーンです。つまり、数字のバランスや合計値だけ見ると、ごくごく標準的で、当選者が複数出てもおかしくない組み合わせに見えるわけです。
しかし、蓋を開けてみれば1等当選はたったの1口。そして当選金額はなんと4億5千万円超え!これは前回からのキャリーオーバー約1.9億円が上乗せされた結果ですが、それにしてもこの金額を独り占めできた方がいるというのは驚きです。なぜ当選者が1人だったのか。その謎を解く鍵は、個々の数字の並びに隠されているように思います。このあたりは後ほどじっくり分析しましょう。
今回のセット球は「D」でした。Dセットは過去のデータを見ても、比較的クセが少なく、各数字が満遍なく出る傾向があると言われています。今回のようにバランスの取れた結果になったのも、Dセット球の「性格」が現れたのかもしれませんね。セット球にはそれぞれ個性がある、なんて言われますが、あながちオカルトとは言い切れない何かがあるように感じます。
2.個別の本数字の分析
さて、なぜこの数字たちが選ばれたのか、そしてなぜ1等当選者が1人だったのか。その核心に迫っていきましょう。今回の結果の最大のポイントは、なんといっても「引っ張り数字」の多さです。
まず「10」と「17」。この2つの数字は、前回第2035回から連続で出現した、いわゆる「引っ張り数字」です。心理学的に、多くの人は「前回出た数字は、今回は出ないだろう」と考えてしまいがちです。これを「ギャンブラーの誤謬」と呼びますが、抽選は毎回独立したもの。前の結果は次の結果に影響しないのが大原則です。この思い込みの罠を乗り越え、連続出現を信じることができたかどうかが、一つの分かれ道だったでしょう。
さらに驚くべきは「35」です。この数字、なんと第2033回から4回連続での出現となりました(2033, 2034, 2035, 2036回)。これはもう「ホットナンバー」という言葉では片付けられないほどの強烈な流れです。ここまで続くと、さすがに「もう出ない」と考えるのが人情。多くの人がこの「35」を外したのではないでしょうか。前回からの引っ張り数字が合計3つも入る組み合わせ。これこそが、1等当選者が1人に絞られた最大の理由だと私は見ています。大衆心理の逆を突いた、見事な選択だったと言えるでしょう。
他の数字も見てみましょう。「07」はラッキーセブンとして常に人気の数字。しばらくお休みしていましたが、満を持しての登場です。こういう人気数字は、忘れた頃にひょっこり顔を出すもの。「26」もコンスタントに出現している数字で、安定感がありますね。そして「42」。40番台の締めくくりとして存在感のある数字です。
数字同士の関係性で言えば、今回は下一桁が同じ「同末尾数字」が一つもありませんでした。例えば「01」と「11」のような組み合わせですね。人は無意識に、数字の組み合わせに「美しさ」や「関連性」を求めてしまう傾向があります。同末尾数字がない、連続した数字もない、そして引っ張り数字が3つもある。この一見するとバラバラで「美しくない」組み合わせこそが、多くの人の網をすり抜けた高額当選の秘訣だったのかもしれません。
3.次回の予想やアドバイス
さあ、この興味深い結果を踏まえて、次回の第2037回をどう攻略していくか。ここが一番楽しいところですよね。
まず考えるべきは、今回の「引っ張り数字祭り」の反動です。多くの人が「前回は連続数字が多かったから、次回は出ないだろう」と考えるはず。その裏をかいて、あえて1つか2つ、今回の当選数字から引っ張ってくる、という戦略は非常に面白いと思います。特に、4回連続出現中の「35」。この流れがどこまで続くのか、見届けてみるのも一興です。あるいは、今回ボーナス数字だった「33」が本数字に昇格する、なんていうドラマも期待したくなります。
次にセット球ですが、データ上は「Eセット」の期待度が最も高いようです。Eセットは過去、10番台や30番台が比較的強く、逆に一桁台が少しおとなしくなる、なんていう偏りを見せることがあります。もしEセットが使われるなら、その「クセ」を読んで数字を選んでみるのもいいでしょう。もちろん、2位の「Jセット」、3位の「Hセット」の可能性も十分にあります。Jセットは荒れ模様になりやすいと言われ、Hセットはバランス型。どのセットが来ても対応できるように、いくつかのパターンを考えておくのがおすすめです。
具体的な数字選びのアドバイスとしては、まず「ご無沙汰数字」に注目してみてください。過去100回のデータを見ると、例えば「04」や「30」あたりがしばらく顔を見せていません。みんなが忘れている数字、いわば「死角」になっている数字にこそ、チャンスは眠っているものです。
組み合わせのヒントとしては、今回はなかった「同末尾数字」を一つ入れてみるのはどうでしょう。例えば「08, 18」や「19, 29」といった組み合わせです。また、奇数と偶数のバランスも、今回は黄金比の3:3でしたから、次回はあえて「奇数5:偶数1」や「偶数4:奇数2」のように、少し偏らせてみるのも高配当を狙う上での常套手段です。
最後に一番大切なことを。データ分析や過去の傾向はもちろん重要ですが、それ以上にあなたの「直感」を信じてあげてください。ふと目にした車のナンバー、夢に出てきた数字、子どもの誕生日。そういった、あなただけの特別な数字には、不思議な力が宿ることがあります。ワクワクしながら数字を選ぶ、その楽しむ気持ちこそが、幸運を引き寄せる最大の秘訣かもしれませんよ。
分析結果
6数字の合計 | 137 |
---|---|
奇数の数 | 3 |
偶数の数 | 3 |
個別分析
本数字(抽選順) | 10 | 17 | 26 | 42 | 07 | 35 |
---|---|---|---|---|---|---|
6分割グループ | B | C | D | F | A | E |
11分割グループ | C | E | G | K | B | I |
総出現回数(本数字のみ) | 295 | 264 | 297 | 299 | 262 | 296 |
総出現回数(ボ数字のみ) | 49 | 40 | 57 | 45 | 47 | 47 |
トータル出現率 [平均何回に1回出ているか] |
6.9 | 7.7 | 6.9 | 6.8 | 7.8 | 6.9 |
過去50回の出現回数 (本数字のみ) |
7 | 11 | 9 | 9 | 9 | 13 |
短期出現率 [平均何回に1回出ているか] |
7.1 | 4.5 | 5.6 | 5.6 | 5.6 | 3.8 |
何回前に出たか | 1 | 1 | 10 | 8 | 6 | 1 |
類似の結果
回 | 本数字 | ボ数字 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1303回 | 07 | 10 | 24 | 33 | 35 | 42 | 43 |
第97回 | 04 | 10 | 17 | 34 | 35 | 42 | 43 |