第2028回ロト6当選番号

第2028回()LOTO6抽選結果
本数字
06 10 12 19 21 42
ボーナス数字
16
セット球
A
1等 該当なし 該当なし
2等 6口 10,756,700円
3等 334口 208,600円
4等 15,152口 4,800円
5等 208,583口 1,000円
キャリーオーバー 216,271,318円
販売実績額 1,403,570,600円

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レビュー

1.抽選結果の全体分析

いやあ、今回もまたドラマがありましたね。第2028回の抽選結果、本数字は「06 10 12 19 21 42」、ボーナスが「16」。そして1等は残念ながら「該当なし」となり、約2億1600万円もの大金が次回に持ち越されることになりました。この結果を見て、皆さんはどう感じましたか?「惜しかった!」と悔しがった方もいれば、「やっぱり一筋縄ではいかないな」とため息をついた方もいるかもしれませんね。

今回の数字たちを眺めてみると、まず気づくのは偶数が4つ(06, 10, 12, 42)と多めだったこと。奇数と偶数のバランスは3対3が最も美しいとされ、多くの人が無意識にそうなるように数字を選びがちです。この偶数への偏りが、多くの人の予想を裏切った一因かもしれません。

さらに、本数字の合計は「110」。これはロト6の平均的な合計値である132よりもかなり低い数字です。つまり、全体的に若い数字に偏った結果と言えます。こういう時、多くの人は「バランスが悪い」と感じて、購入の選択肢から外してしまう傾向があるんです。特に、10番台に3つ(10, 12, 19)、20番台に1つ(21)と、特定のエリアに数字が固まっているのも、心理的な選びにくさを助長したのではないでしょうか。

そして、1等が出なかった最大の理由は、この「ありそうで、ない」絶妙な組み合わせにあると私は見ています。「10」と「12」、「19」と「21」という近い数字のペア。これらは連続数字ではないものの、非常に近いため、意識的に避けてしまう人が多い組み合わせです。そこにポツンと離れた「42」が入ってくる。この数字の並びを見たとき、多くの人が「これはないだろう」と感じたはずです。しかし、ロトの神様は、そんな人間の思い込みの裏をかいてくるものなんですよね。

今回のセット球は「A」。最も使われる回数が多く、データも豊富なセット球です。それゆえに「Aならこういう傾向」というセオリーを組み立てやすいのですが、今回はそのセオリーさえも覆すような、なんとも掴みどころのない結果になった。それが、2億円超えのキャリーオーバーを生んだ最大の要因だと感じています。

2.個別の本数字の分析

さて、今回選ばれた数字たちの顔ぶれを、もう少し深く見ていきましょうか。彼らがなぜこのタイミングで舞台に上がってきたのか、その背景を探ることで、次へのヒントが見えてくるはずです。

まず「06」。この数字は、Aセット球では第1998回以来、実に30回ぶりの登場となりました。しばらくAセットではお休みしていましたが、満を持して出てきた感じですね。多くの人が好きな数字でもあり、そろそろ来るのでは?と読んでいた方もいたかもしれません。

次に「10」と「12」。この2つの数字は非常に興味深い。「10」は第2024回以来の登場で、安定して顔を見せる優等生タイプ。問題は「12」です。なんと、前回の第2027回から連続での出現となりました。多くの宝くじファンは「連続数字は出にくい」という経験則、あるいは心理的な思い込み(ギャンブラーの誤謬といいます)を持っています。前回出た数字をあえて外す、という戦略を取った方は多かったはず。この「12」を信じて入れられたかどうかが、当落を分けた大きなポイントだったでしょう。

そして「19」と「21」。このペアも面白いですね。「19」は第2002回以来、Aセット球では初めての出現かもしれません。かなりご無沙汰な数字でした。「21」も第2019回以来と、しばらく間が空いていました。忘れた頃にやってくる、少し気まぐれな数字たちです。この2つの数字が手を取り合って出てきたことで、予想はさらに難しくなりました。

最後に、異彩を放つのが「42」。この数字は日本では「死に」を連想させるため、無意識に避ける人が多いと言われています。しかし、ロトの世界ではそんなジンクスはお構いなし。第2024回にも出ており、意外と出現率は低くありません。多くの人が避ける数字だからこそ、選んだ時のリターンは大きい。まさにハイリスク・ハイリターンな数字と言えるでしょう。この数字を選べる勇気があったかどうかが、高額当選への鍵だったのかもしれませんね。

ボーナス数字の「16」も、本数字だったら…と思わせるような、馴染みのある数字でした。全体として、連続数字や不吉とされる数字、ご無沙汰だった数字が絡み合う、非常にトリッキーな組み合わせ。これが、多くの挑戦者を退けた理由だと分析します。

3.次回の予想やアドバイス

さあ、いよいよ次回、第2029回の予想です。2億円を超えるキャリーオーバーが発生し、宝くじ売り場はいつも以上の熱気に包まれることでしょう。こういう時こそ、冷静さと、そして少しの遊び心が必要です。

まず、キャリーオーバー発生時は、普段買わない人も参加するため、売上が伸びます。そして、多くの人が「誕生日」や「記念日」といった、自分に縁のある数字(特に1~31)を買いがちです。つまり、もし当選数字がこの範囲に固まった場合、当選者が多数出てしまい、1等賞金が少なくなってしまう可能性があるのです。高額当選を本気で狙うなら、あえて32以上の数字を多めに組み込む「逆張り戦略」が面白いかもしれません。

次にセット球ですが、データ上は「I」「F」「G」の期待度が高いと出ていますね。この3つのセット球の性格を私なりに解釈してみましょう。
「Iセット球」は、比較的バランスの取れた数字が出やすい印象ですが、時折とんでもない偏りを見せる気まぐれな一面も持っています。基本はセオリー通りに、でも1つか2つ、自分の直感を信じた冒険数字を入れてみるのが良いかもしれません。
「Fセット球」は、個人的に「荒ぶるセット球」と呼んでいます。連続数字が出たり、40番台が複数絡んできたりと、波乱の展開になりやすい気がします。大胆な夢を見たい方は、Fセット球の波に乗ってみるのも一興です。
「Gセット球」は、比較的穏やかで素直な数字が出やすいイメージ。過去の出現データを重視して、頻出数字を中心に堅実に組む戦略に向いているかもしれません。

具体的な数字選びのアドバイスとしては、まず「反動」を意識してみてください。今回は合計値が「110」と非常に低かったので、次回はその反動で合計値が高くなる、つまり30番台や40番台の数字が多く出る可能性があります。例えば「34」「36」「41」「43」あたりは、最近の出現傾向からも注目したい数字です。

そして、「ご無沙汰数字」に光を当てるのも面白いでしょう。しばらく顔を見せていない数字は、そろそろ出番を待っているかもしれません。過去のデータをざっと見ると、例えば「25」や「32」あたりは、少しご無沙汰気味な印象を受けます。こういう「潜伏期間」の長い数字を、そっと自分の予想に加えてみるのはどうでしょうか。

最終的には、やはり「自分の直感」を大切にしてください。データや傾向はあくまで過去のもの。未来を決めるのは、抽選機の気まぐれと、あなたの「引きの強さ」です。夢で見た数字、ふと頭に浮かんだ数字、車のナンバープレート、そういったものにこそ、運命のサインが隠されているものです。

キャリーオーバーで盛り上がる次回、人と同じ数字を選んでいては、夢の6億円は掴めません。データで理論武装しつつも、最後は自分の心を信じる。あなただけの物語を込めた6つの数字で、ぜひ大きな夢を掴み取ってください。幸運を祈っています!

分析結果

6数字の合計 110
奇数の数 2
偶数の数 4

個別分析

本数字(抽選順) 10 12 21 06 42 19
6分割グループ B B C A F C
11分割グループ C C F B K E
総出現回数(本数字のみ) 293 279 298 312 298 297
総出現回数(ボ数字のみ) 49 46 47 69 45 38
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
6.9 7.3 6.8 6.5 6.8 6.8
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
6 8 10 7 9 7
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
8.3 6.3 5.0 7.1 5.6 7.1
何回前に出たか 4 1 8 13 4 22

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