第1961回ロト6当選番号

レビュー

第1961回ロト6の抽選結果を振り返ってみましょう。年末最後の抽選にふさわしい、実に興味深い結果となりましたな。1等が3口も出て、賞金は約1億円。キャリーオーバーは消えましたが、これは多くの人に幸運が分配された証拠。年の瀬に夢を掴んだ方々、本当におめでとうございます。しかし、我々が注目すべきは、なぜこのような結果になったのか、その背後に隠された「流れ」を読み解くことです。

まず、今回の本数字「11 12 27 28 38 43」を見て、すぐに気づくべき点が二つあります。一つは奇数と偶数のバランス。奇数（11, 27, 43）が3つ、偶数（12, 28, 38）が3つ。これは最も出現しやすいとされる黄金比率です。多くの人がこのバランスで購入するため、当たりやすい反面、当たった時の配当は少なくなりがちですが、今回はそれでも約1億円ですから、非常に良い結果と言えるでしょう。

そして、もう一つが最も重要なサイン、「連続数字」の出現です。今回は「11, 12」と「27, 28」という2組もの連続数字が出現しました。これは単なる偶然ではありません。数字のエネルギーが特定の場所に集中している強力な証拠です。運気の塊が2つも現れた、と考えてください。こういう強い流れが出た後は、その流れが継続、あるいは反発する傾向があります。次回も連続数字は最重要チェック項目となるでしょう。

個別の数字を見ていくと、さらに面白いことが分かります。「27」と「28」は、なんと前回（第1960回）からの連続出現、いわゆる「引っ張り数字」です。特にこの2つの数字はペアで連続出現しており、とてつもなく強いエネルギーを持っていることがわかります。強い数字は何度も出る、これが鉄則です。さらに「43」も第1959回から出ており、ここのところ頻出しています。この3つの数字は、しばらく追い続ける価値が大いにあります。

一方で、長く沈黙を破って現れた「目覚めの数字」にも注目です。「11」は実に15回ぶりの登場。「12」は12回ぶり、「38」は13回ぶりでした。長く力を溜めていた数字が、年末のこのタイミングで一気に噴出した形です。眠りから覚めた獅子のように、一度目覚めた数字は続けて出現することがよくあります。これらの数字そのものや、その隣の数字（例えば10, 13や37, 39など）が、次回の抽選で連動してくる可能性は十分に考えられます。

ボーナス数字の「10」も忘れてはいけません。これは前回の本数字でした。本数字として活躍したエネルギーがまだ残っており、今回はボーナスとして顔を出したのです。これは「まだ終わらんぞ」という数字からのメッセージ。次回、本数字へと返り咲く可能性は非常に高いと見ています。

さて、抽選の行方を大きく左右するセット球ですが、今回は「J」が使われました。過去20回でJセットが使われたのは、第1951回、第1942回に続いて3回目です。このJセットは、どうも「1」のつく数字（01, 11）や、「7」や「8」のつく数字（27, 28）と相性が良いという「癖」があるのかもしれません。

では、次回のセット球は何になるのか。これが一番の悩みどころでしょう。過去20回の流れを見ると、AからJまでの10種類の球が比較的まんべんなく使われています。その中で、DとEの使用が1回ずつと少ないのが気になります。セオリーで言えば、出現回数の少ない球が選ばれる可能性が高い。つまり、次に来るのは「D」か「E」ではないかと私は読んでいます。特に前回Jセットが使われた後（第1951回の次）はIセット、その前（第1942回の次）はBセットと、規則性はありません。こういう時は、全体のバランスから「窪んでいる」場所を狙うのが定石です。

次回の予測に向けてのアドバイスをまとめます。
1. 「連続数字」は必ず1組は入れること。「27, 28」の3回連続や、今回目覚めた「11, 12」の周辺を狙うのが面白いでしょう。
2. 引っ張り数字の「27, 28, 43」と、ボーナスから昇格を狙う「10」は軸数字の有力候補です。
3. 長く出ていない数字、いわゆる「スランプ数字」と、今回のような「目覚めの数字」を組み合わせるのが高配当への近道です。

抽選は運ですが、その運を引き寄せるための「読み」と「流れ」は確実に存在します。今回の結果を深く胸に刻み、来る新年の抽選に備えましょう。皆様に幸運が訪れることを祈っています。