第1945回ロト6当選番号

レビュー

さて、第1945回ロト6の抽選結果が出た。本数字は「01, 02, 04, 14, 27, 43」、ボーナスは「41」。1等が2口も出てキャリーオーバーは消滅。これは実に興味深い結果だ。一見するとバラバラに見えるこの数字たちには、次回の勝利を手繰り寄せるための重要な「気」と「流れ」が隠されている。早速、その深層を読み解いていこう。

まず、全体の流れから見てみよう。今回の奇数と偶数のバランスは、奇数3個（01, 27, 43）、偶数3個（02, 04, 14）と、3対3の黄金比だった。これはロト6で最も出現しやすいと言われる王道のパターンだ。多くのベテラン購入者が狙う型であり、1等が2口出たのも頷ける。セオリー通りの組み合わせが来た時は、高額当選者が複数出やすいという典型的な例だ。

次に注目すべきは、本数字の合計値「91」という数字だ。ロト6の合計値の平均は約132だから、今回は極端に低い数字にエネルギーが集中したことになる。これは「01, 02, 04」という一桁台の数字が3つも出たことが大きく影響している。特に「01」と「02」の連続数字の出現は、強烈なサインと見るべきだ。物事の始まりを意味する「01」が、隣の「02」を力強く引っ張ってきた。こういう「引っ張り現象」が起きた後は、数字の流れが大きく変わることが多い。低い数字に溜まっていた運気が解放された今、次はその反動で高い数字、特に30番台後半から40番台が荒れ狂う可能性がある。

個々の数字の「顔」も見ていこう。今回の当選数字は、実に示唆に富んでいる。
「01」と「27」は3回前、「02」と「43」は4回前、「14」は5回前に出たばかりの、いわゆる「熱い数字」だ。一度出た数字はしばらく休むというオカルト理論もあるが、私は逆だと考えている。運気の波に乗っている数字は、続けて出やすいのだ。熱い鉄は熱いうちに打て、というわけだ。
その一方で、「04」は過去20回以上、本数字としては沈黙を守ってきた。これが何を意味するか。長い眠りから覚めた数字は、他の眠っている数字を呼び覚ます力がある。次回は、同じように長期間出ていない「ご無沙汰数字」が連鎖して出現する可能性を警戒すべきだろう。
そしてボーナスの「41」。これは第1939回でボーナス、第1938回で本数字として出ており、この周辺の数字の気配が非常に強い。ボーナスから本数字へ「昇格」する流れは頻繁に起こる。次回の買い目には必ず入れておきたい数字だ。

さて、今回のセット球は「D」だった。Dセット球は、過去を遡ると第1937回、第1927回で使われている。面白いことに、第1937回では「01」が、第1927回では「02」が出ている。今回の「01, 02」の連続出現は、Dセット球が持つ「1桁台前半との相性の良さ」が引き起こしたのかもしれない。セット球にはそれぞれ固有のクセ、いわば「性格」がある。この性格を読み解くことが、的中への近道となる。

では、これらの分析から次回の第1946回はどう狙うべきか。私の見立てはこうだ。
まず、数字の合計値は「揺り戻し」を狙う。今回は91と極端に低かったので、次回は平均の132を超える、140～160あたりを意識したい。つまり、30番台を軸に、20番台と40番台を絡めるような、比較的高めの数字構成が面白いだろう。今回一つも出なかった30番台は、次回の主役になるエネルギーを溜め込んでいるはずだ。
次に、セット球の予測。過去20回のデータを見ると、Aセット球とFセット球の登場回数が極端に少ない。特にAセットは第1935回を最後に姿を見せていない。抽選機というものは、不思議と使われていない球を使いたがる傾向がある。私は、そろそろAセットかFセットの出番が来ると強く予測する。大穴狙いなら、これらのセット球と相性の良い数字を過去データから洗い出して狙うのが面白い。

具体的なアドバイスを授けよう。
1. 今回の当選数字「01, 02, 04, 14, 27, 43」は、一旦すべて捨てる勇気を持て。流れは完全に変わる。
2. 狙うべきは「30番台」。特に「31～36」のゾーンは要警戒だ。
3. 長い間眠っている「ご無沙汰数字」を1つか2つ、買い目に混ぜ込むこと。「04」の出現がその流れを作った。
4. ボーナスから昇格の気を放つ「41」と、その隣の「40」「42」は引き続きマークせよ。

運命は自らの手で引き寄せるもの。私の分析が、あなたの幸運の羅針盤となることを願っている。