第2012回ロト6当選番号

第2012回()LOTO6抽選結果
本数字
01 14 20 36 38 41
ボーナス数字
30
セット球
C
1等 1口 200,000,000円
2等 1口 75,217,100円
3等 118口 688,400円
4等 7,433口 11,500円
5等 136,879口 1,000円
キャリーオーバー 50,715,673円
販売実績額 1,399,733,400円

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レビュー

1.抽選結果の全体分析

今回の第2012回ロト6は、本数字が「01, 14, 20, 36, 38, 41」、ボーナス数字が「30」という結果になりました。数字選びを一種の意思決定プロセスと捉える私たち専門家から見ると、非常に興味深い組み合わせだったと言えるでしょう。

まず、数字の全体的なバランスを見てみましょう。奇数が「01, 41」の2個、偶数が「14, 20, 36, 38」の4個と、偶数に大きく偏った構成です。購入者の多くは奇数と偶数を3対3のようにバランス良く選ぶ傾向があるため、こうした偏った組み合わせは1等の当せん口数を減らす要因になり得ます。

次に、本数字6個の合計値は「150」でした。ロト6の数字の合計は、理論上132前後になることが最も多いのですが、今回はそれを大きく上回る結果となりました。これは「36, 38, 41」といった30番台以上の大きな数字が3つも含まれているためです。これもまた、多くの人が避ける可能性のある「偏り」と言えますね。

結果として、1等は1口のみの当せんとなり、当せん金は上限の2億円。さらに約5000万円のキャリーオーバーが発生しました。これは、売上規模から考えると、多くの人が選ばなかったであろう「最適化からは外れた」組み合わせを、見事に射抜いた方がいたことを示唆しています。ある意味、セオリーの逆を突く戦略が功を奏した形です。

使用されたセット球は「C」でした。事前の期待度では10個中6位と中堅どころ。最有力候補ではなかったものの、決して大穴というわけでもありません。セット球の選択は完全にランダムな事象ですが、こうした中位の球が選ばれると、データ派にとっては少し悩ましい展開かもしれませんね。

2.個別の本数字の分析

それでは、今回出現した数字がどのような背景を持っていたのか、過去100回のデータからその特性を分析し、今回の出現を最適化の観点から考えてみましょう。

まず「01」ですが、これは過去100回で17回も出現している超頻出数字です。前回出現から9回ぶりと、そろそろ出てもおかしくないタイミングでの登場でした。ポートフォリオで言うところの、安定したリターンが期待できる優良株のような存在ですね。

次に「14」。これは驚くべきことに、前回の第2011回からわずか1回ぶり、つまり連続出現に近い形での登場です。こうした「引っ張り数字」は、全体の約20%の確率で発生すると言われています。見過ごされがちですが、購入戦略に組み込む価値は十分にあります。

「20」と「36」は、どちらも3回ぶりの出現でした。特に「36」は過去100回で24回という驚異的な出現率を誇る、まさに王様のような数字です。これだけ頻繁に出る数字は、どんな戦略を立てる上でも軸に据えるべきかもしれません。「20」も18回と、これまた非常に人気の高い数字です。この2つの頻出数字が同時に出たことで、組み合わせの核が形成されたと言えるでしょう。

一方で、興味深いのが「38」と「41」です。「38」は13回ぶり、「41」に至っては26回ぶりと、かなりご無沙汰だった数字たちです。これらは、いわば「休眠株」が突如として価値を上げたようなもの。多くの人がマークしていなかったであろうこれらの数字を拾えたかどうかが、当せんへの大きな分かれ道になったはずです。

今回の当せん番号は、「01, 14, 20, 36」という頻出・連続系の数字群と、「38, 41」という長期未出現の数字群を組み合わせた、非常にバランスの取れたポートフォリオだったと分析できます。つまり、安定(コア)と挑戦(サテライト)を組み合わせる戦略が、見事に2億円という結果に結びついたわけです。ボーナス数字の「30」も頻出数字であり、全体の傾向を補強していますね。

3.次回の予想やアドバイス

さて、過去の抽選結果という貴重な情報資産を基に、次回の第2013回に向けた最も効率的な戦略、つまり「数字選びの最適化」についてアドバイスをしましょう。完璧な予測は不可能ですが、確率の高い選択肢に絞って考えることは、賢明な意思決定への第一歩です。

まず注目すべきはセット球です。提供されたデータによると、次回のセット球は「D」「J」「I」の3つから選ばれる確率が非常に高い(合計で約47%)と予測されています。特に1位の「D」球は、それだけで17.4%の期待度を誇ります。限られた予算で最大の効果を狙うなら、この3つのセット球の過去の傾向に絞って数字を選ぶのが最も合理的な戦略と言えるでしょう。

では、それぞれのセット球に合わせた数字選びのヒントです。
「D球」が選ばれた場合、過去のデータを見ると「01, 26, 29, 34」といった数字との相性が良いようです。1桁台の小さい数字と、20番台後半から30番台の数字を組み合わせるのが一つのセオリーかもしれません。
「J球」は、数字が広範囲に散らばる傾向があります。特に「11, 17」といった10番台と、「41, 43」といった40番台の数字がよく見られます。数字の大小の差が大きい、ダイナミックな組み合わせを意識すると面白い結果に繋がるかもしれません。
「I球」は、どちらかというと偶数、特に「04, 22, 32, 40」といった数字に強い印象があります。偶数を軸に、少し奇数をスパイスとして加えるような買い方が有効かもしれません。

次に、具体的な数字の選び方ですが、「ポートフォリオ戦略」をおすすめします。
一つは、今回の当せん番号のように、頻出数字を「コア(軸)」として2〜3個選び、残りを「サテライト(衛星)」として、しばらく出ていないご無沙汰数字や、ご自身のラッキーナンバーで固める方法です。
ご無沙汰数字としては、現在10回以上出現していない「11」「25」「39」あたりは、そろそろ狙い目と考えても良い頃合いです。こうした数字をサテライトに組み込むのは、ハイリスク・ハイリターンな投資に似ていますが、当たった時の喜びは大きいでしょう。

また、今回の結果の「逆張り」を狙うのも一つの手です。今回は合計値が高く、偶数に偏りました。ならば次回は、合計値が132より低い組み合わせや、奇数が多い組み合わせを意識的に選んでみる。これは市場の揺り戻しを狙う戦略で、意外と効果的なことがあります。

最終的にどの数字を選ぶかは、あなた自身の決定です。しかし、やみくもに選ぶのではなく、こうしたデータに基づいた「自分なりのルール」を持つことで、ロト6は単なる運任せのゲームから、知的な戦略ゲームへと変わります。ぜひ、あなただけの最適解を見つけ出し、次回の幸運を掴んでください。

分析結果

6数字の合計 150
奇数の数 2
偶数の数 4

個別分析

本数字(抽選順) 20 41 38 14 01 36
6分割グループ C F F B A F
11分割グループ E K J D A I
総出現回数(本数字のみ) 283 266 297 272 279 291
総出現回数(ボ数字のみ) 42 44 37 50 41 44
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
7.1 7.6 6.8 7.4 7.2 6.9
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
10 6 4 6 8 16
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
5.0 8.3 12.5 8.3 6.3 3.1
何回前に出たか 3 26 13 1 9 3

類似の結果

本数字 ボ数字
第1208回 05 14 20 30 38 41 08
第1013回 03 20 36 38 39 41 22