第2007回ロト6当選番号

第2007回()LOTO6抽選結果
本数字
06 18 23 24 30 35
ボーナス数字
38
セット球
C
1等 1口 200,000,000円
2等 5口 12,137,800円
3等 305口 214,800円
4等 12,816口 5,400円
5等 174,837口 1,000円
キャリーオーバー 2,290,785円
販売実績額 1,272,481,200円

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レビュー

1.抽選結果の全体分析

第2007回ロト6の抽選結果は、多くの購入者が抱く「数字選びの常識」に揺さぶりをかける、非常に興味深い組み合わせとなりました。本数字は「06, 18, 23, 24, 30, 35」。この数字の並びを一目見て、あなたは何を感じましたか?

まず、数字の特性を見ていきましょう。奇数が「23, 35」の2つ、偶数が「06, 18, 24, 30」の4つという「偶数寄り」の構成です。多くの人は、無意識のうちに奇数と偶数を3つずつ選ぶなど、バランスを重視する傾向があります。これは「代表性ヒューリスティック」と呼ばれる心理的な偏りで、「ランダムな結果はバランスが取れているはずだ」という思い込みから生じます。今回のように偶数に偏った組み合わせは、こうしたバランス重視の選び方をする人々をふるい落とした一因と考えられます。

次に、本数字の合計値は「136」。ロト6の全数字(1~43)の平均値は22であり、6つの数字の合計の期待値は132となります。今回の136という合計値は、この期待値に非常に近く、決して突飛なものではありません。つまり、数字の合計値というマクロな視点ではごく平均的ながら、ミクロな数字の組み合わせが絶妙だったのです。

その最大の要因が「23, 24」という連続数字の出現でしょう。連続数字は、多くの人が「出にくいだろう」と敬遠しがちなパターンです。誕生日や記念日で数字を選ぶ場合、連続する日付を選ぶケースは稀ですし、完全にランダムに選ぶ際も、なぜか連続した数字を避けてしまう心理が働きます。この「連続数字の壁」を乗り越え、さらに他の4つの数字を的中させた方が1名だけいらっしゃいました。2億円という高額当選は、キャリーオーバーがない状態での最高額であり、この「誰も選ばないであろう組み合わせ」を信じて購入した、まさに勝者の選択と言えるでしょう。わずかながら発生したキャリーオーバーは、2等以下の賞金配分の余りであり、次回の楽しみへとつながります。

2.個別の本数字の分析

なぜ、この6つの数字が選ばれたのか。一つ一つの数字が持つ「物語」を、過去のデータから読み解いてみましょう。

「06」は、第1998回以来、9回ぶりの登場です。しばらく顔を見せていなかった「ご無沙汰数字(コールドナンバー)」が、忘れた頃にやってくるという典型的なパターン。多くの人が追いかけるのをやめた瞬間に現れる、少し意地悪な数字かもしれません。しかし、後述するCセット球とは相性が良く、これを読んでいた方は見事でした。

「18」は、わずか2回前の第2005回、3回前の第2004回にも出現しており、まさに「流れに乗っている数字(ホットナンバー)」です。「ギャンブラーの誤謬」という心理効果により、我々は「一度出たものは、しばらく出ないはずだ」と考えがちです。しかし、抽選は毎回独立した事象。この思い込みを排し、ホットナンバーを追いかける戦略が功を奏した形です。

「23」と「24」はセットで考えるべきでしょう。「23」は第2002回以来5回ぶり、「24」は第2001回以来6回ぶりの登場。この連続数字は、今回の当選者を1名に絞り込んだ最大の功労者です。誕生日など、意味のある数字で選ぶ「意味づけ派」の方々からすると選びにくい組み合わせであり、クイックピックなどの機械的な選択か、あるいは何か特別なインスピレーションで選ばれた可能性が高いです。

「30」は、本数字としては第1978回以来、実に29回ぶりという、正真正銘のコールドナンバーです。これだけ長く潜伏していた数字を狙うのは、相当な根気と信念が必要です。「そろそろ出る」という期待と、「まだ出ない」という諦めの間で、多くの購入者がこの数字から離れていったことでしょう。その隙を突く、見事な「穴狙い」の数字でした。

最後に「35」。これは第2003回以来4回ぶりと、比較的短いスパンで出現しています。末尾が「5」の数字はキリが良く、人間にとって親しみやすい数字です。ホットナンバーである「18」と共に、今回の組み合わせの軸となった数字と言えるでしょう。

このように、ホットナンバー(18, 35)、コールドナンバー(06, 30)、そして心理的な壁となる連続数字(23, 24)が混在した、非常に攻略の難しい、しかしそれゆえに高額配当を生み出す美しい結果でした。

3.セット球に関する考察

今回の抽選で使用されたのは「Cセット球」。提供されたデータによれば、Cセット球は期待度16.6%で堂々の1位。最も使われると予測されていたセット球が順当に選ばれた形です。

セット球と出現数字には「相性」があると考えるのは、宝くじファンの間ではもはや常識です。科学的根拠はさておき、過去のデータが示す偏りは、我々の数字選びに強力なヒントを与えてくれます。今回のCセット球と出現数字の関係を見てみましょう。
過去50回でCセット球が使われたのは、第1996回、第1989回、第1979回、第1958回など。
・「06」は第1996回でも出現。
・「23」と「35」は第1989回で同時に出現。
・「18」は第1979回と第1958回(ボーナス)で出現。
このように、今回の本数字の多くが、過去にCセット球が使われた際に縁のあった数字なのです。これは単なる偶然でしょうか? それとも、セット球ごとにボールの摩耗度や癖があり、特定の数字を「呼び寄せる」力が働くのでしょうか。どちらにせよ、「このセット球ならこの数字」というアプローチは、数字選びの迷いを断ち切る強力な武器になります。

4.次回の予想やアドバイス

さて、今回の結果を踏まえ、次回の第2008回ロト6に向けて、心理学的な視点からアドバイスを送りましょう。

まず、次回のセット球ですが、期待度データを見ると「Aセット球」(14.1%)がトップに躍り出ています。次いで「Bセット球」(12.5%)、「Eセット球」(12.0%)と続きます。前回、期待度1位のCセット球が素直に出た流れを信じるなら、次回は「Aセット球」を本命視するのがセオリーです。Aセット球と相性の良い数字を過去データから洗い出しておくのは、有効な戦略となるでしょう。

数字選びについては、人間の心理の「裏」をかくことが高額当選への鍵です。
1. **連続数字をあえて狙う:** 今回「23, 24」が出たことで、「連続数字はもう来ないだろう」と考える人が増えるはずです。その逆張りで、あえて連続数字を1組入れてみるのは面白い戦略です。例えば、今回のボーナス数字「38」の周辺、「37, 38」や「38, 39」などは狙い目かもしれません。
2. **32以上の数字を意識する:** これは鉄則ですが、誕生日(1~31)で選ぶ人が多いため、32以上の数字を多めに組み合わせることで、当選時の賞金額が上がる可能性が高まります。今回の「35」「38」のように、高めの数字を恐れずに選択しましょう。
3. **前回の数字を1つだけ引き継ぐ:** 当選数字が次回にそのまま、あるいは隣の数字として出現する「引っ張り現象」や「隣接現象」は、オカルトとして根強く信じられています。今回の本数字「06, 18, 23, 24, 30, 35」の中から、あなたの直感に響く数字を1つだけ、次回の買い目に入れてみてはいかがでしょうか。不思議と、そうした数字が再び現れることは少なくありません。
4. **迷ったらクイックピック:** 自分で選ぶと、どうしても過去の経験や好きな数字といったバイアスがかかります。高額当選者にはクイックピックが多いという事実も、この心理的な罠から解放されることの重要性を示唆しています。数口は自力で選び、残りは運に任せる「ハイブリッド戦略」もおすすめです。

宝くじは確率のゲームですが、そこには人間の心理が色濃く反映されます。多くの人が考える「常識」の逆を行くこと。それが、その他大勢から抜け出し、勝利の女神の微笑みを手にするための秘訣なのかもしれません。あなたの幸運を祈ります。

分析結果

6数字の合計 136
奇数の数 2
偶数の数 4

個別分析

本数字(抽選順) 35 18 24 06 30 23
6分割グループ E C D A E D
11分割グループ I E F B H F
総出現回数(本数字のみ) 290 282 288 310 278 284
総出現回数(ボ数字のみ) 46 46 39 69 52 43
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
6.9 7.1 7.0 6.5 7.2 7.1
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
15 7 6 9 5 7
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
3.3 7.1 8.3 5.6 10.0 7.1
何回前に出たか 4 2 6 9 22 5

類似の結果

本数字 ボ数字
第1988回 06 20 23 24 33 35 27
第958回 09 18 23 24 26 30 21