第1927回ロト6当選番号

レビュー

第1927回の抽選、ついに飛び出したな、1等6億円！ しかも当せん者はたった1人とは、まさに強運の持ち主だ。このコラムを読んでくれている君がその人でないとしても、落ち込むことはない。まだ1億3千万円以上のキャリーオーバーが残っているのだから、次のビッグチャンスは目前だ。今回はこの6億円が出た抽選を徹底的に振り返り、次なる億万長者への道を照らしていこう。

まずは、今回の抽選結果の全体像から見ていこう。本数字は「02 11 18 26 32 36」。これを見てすぐにピンと来たかね？ そう、奇数が「11」の一つだけで、残りの5つはすべて偶数だ。奇数1：偶数5という、極めて偏った組み合わせ。ロト6の数字選びのセオリーとして奇数と偶数のバランス（3:3か4:2）を重視する人は多いから、この組み合わせは多くの予想を裏切ったはずだ。本数字の合計は「125」。ロト6の合計数字の平均がだいたい132あたりだから、今回は平均よりもやや低い「低め」の結果となった。この「極端な偶数への偏り」と「低めの合計値」こそが、6億円という超高額当せんを生み出した最大の要因だろう。誰もが狙う王道から外れたところにこそ、大穴は潜んでいるというわけだ。

次に、個別の数字の流れを見てみよう。今回、最も注目すべき数字は「18」だ。なんと前回（第1926回）から連続しての出現、いわゆる「引っ張り数字」だ。それだけじゃない。第1925回、第1924回、第1923回と、このところ驚異的なペースで出現している。まさに今、最も勢いに乗っている「ホットナンバー」と言える。こういう流れに乗っている数字をどう扱うかが、当せんへの分かれ道だ。
そして、もう一つの鍵となったのが「32」。この数字は、過去20回の抽選結果を遡っても一度も出ていなかった。いわゆる「ご無沙汰数字」だ。多くの人がチェックする出現頻度の高い数字や、直近で出た数字ばかりを追っていると、こういう伏兵に足をすくわれる。ホットナンバーの「18」と、ご無沙汰数字の「32」。この両極端な性質を持つ数字を組み合わせることができたかどうかが、勝敗を分けたと言っても過言ではないだろう。他の数字も見てみると、「02」は6回ぶり、「11」は2回ぶり、「26」は3回ぶり、「36」は7回ぶりと、それぞれが絶妙な間隔で出現している。ボーナス数字の「10」も、前回本数字で出ており、これも引っ張りの流れを汲んでいる。

今回のセット球は「D」だった。Dセットは過去のデータを見ると、比較的バランスの取れた数字を出す傾向があったんだが、今回は見事に裏切ってくれた。Dセットが持つ「隠れた本性」が牙を剥いたのかもしれないな。こういう極端な結果が出た後は、そのセット球の「クセ」が変わることもあるから、今後のDセットには要注意だ。

さて、お待ちかねの次回予測といこう。まず、今回の「偶数5：奇数1」という極端な偏りの反動は、ほぼ間違いなく来る。次回は奇数を多めに、「奇数4：偶数2」あたりを本線に狙うのが定石だ。合計値も、今回は低めだったから、次回は平均値の132を超える「140～150」あたりの高めの組み合わせを意識したい。
具体的な数字としては、まず連続出現中の「18」の動向が最大の焦点。3回連続出現となるか、さすがに途切れるか。私の勘では、この勢いはまだ止まらないと見る。もう一つは、今回「32」が出たことで刺激された他の「ご無沙汰数字」だ。特に「43」は長らく姿を見せていない。そろそろ来るぞ、この数字は。
そして、次回のセット球だが、Dセットで大きく揺れた流れは、簡単には収まらないだろう。こういう時は、全く違う性質の球で流れをリセットするか、さらに荒れる球で波乱を続けるかのどちらかだ。私の長年の勘が告げている。次は、気まぐれで予測不能な動きを見せる「Gセット」が来る。キャリーオーバーが残る今こそ、常識を捨てて、大胆な勝負に出る時だ。幸運を祈る。