第2005回ロト6当選番号

第2005回()LOTO6抽選結果
本数字
03 07 18 27 33 34
ボーナス数字
06
セット球
H
1等 該当なし 該当なし
2等 10口 7,290,300円
3等 403口 195,300円
4等 16,493口 5,000円
5等 227,754口 1,000円
キャリーオーバー 480,117,370円
販売実績額 1,567,980,800円

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レビュー

1.抽選結果の全体分析

さて、今回の第2005回ロト6の結果だが、なんともまあ、クセの強い数字が並んだもんだ。本数字が「03 07 18 27 33 34」。一見するとバラバラに見えるが、これがまた曲者で、1等当せんが0口という結果も頷ける。キャリーオーバーが約4.8億円まで膨れ上がったのも、この数字の並びが多くの人の心理的な“死角”を突いたからだろう。

まず、数字のバランスを見てみようか。奇数が「03, 07, 27, 33」の4つで、偶数が「18, 34」の2つ。多くの人は無意識のうちに奇数と偶数を3つずつ、といった具合にバランス良く選ぶ傾向がある。これは人間の脳がシンメトリーや調和を好むからなんだ。だから、こうして奇数に4つも偏った組み合わせは、それだけで多くの人が購入したであろう券から弾かれてしまう。

本数字の合計は「122」。ロト6の数字の合計は、だいたい132前後になるのが平均的だから、今回はやや低めに出たことになる。これもまた、選ばれにくい要因の一つかもしれない。人々はなんとなく「真ん中あたり」を好む。低すぎたり高すぎたりする合計値の組み合わせは、直感的に避けてしまうんだ。

そして何より、1等が出なかった最大の理由は、数字の「リズム」だろう。「03, 07」と1桁台で2つ出たかと思えば、次は「18」まで大きく飛ぶ。そして「27」、そこからまた「33, 34」とくっついて出てくる。この不規則な間隔が、人間の予測パターンをことごとく裏切った。誕生日や記念日で買う人、好きな数列で買う人、いろんな人がいるが、このバラバラで、しかも一部が固まっているという組み合わせは、なかなか狙って買えるもんじゃない。だからこそ、キャリーオーバーが発生し、次回の夢が膨らんだというわけだ。これは「次こそは」と思わせる、うまい演出だったのかもしれないな。

2.個別の本数字の分析

個々の数字を見ていくと、さらに面白いことがわかる。なぜこの数字たちが選ばれたのか、過去のデータと人間の心理を絡めて考えてみよう。

まず「18」と「27」。この2つは、なんと前回(第2004回)から連続で出現した数字だ。いわゆる「引っ張り数字」というやつだな。連続で同じ数字が出ること自体は珍しくないが、それが2つも同時に起こるというのは非常に稀だ。多くの人は「一度出た数字はしばらく出ないだろう」と考える傾向がある。これを心理学では「ギャンブラーの誤謬」と呼ぶんだが、まさにその心理の裏をかかれた形だ。まさか2つも連続で来るとは、ほとんどの人が思わなかったはず。これが最大の波乱要因だろう。

次に「33, 34」という連続数字。これもまた、買い目を悩ませる。連続数字を1組入れるのは定石の一つとして知られているが、「33, 34」という30番台の後半での組み合わせは、他の数字とのバランスが取りにくい。特に、今回は1桁台が2つも入っているから、なおさらだ。

「03」と「07」はどうだろう。「03」は前回出ていなかったが、ここ最近のHセット球の抽選(第1972回)でも出ていた数字。「07」もラッキーセブンとして人気が高いが、だからこそ他のありふれた数字と組み合わせる人は少ないかもしれない。

ボーナス数字の「06」も興味深い。これは本数字としても非常に人気が高い数字だ。第1998回や第1996回でも出現している。今回はボーナスに甘んじたが、これを軸に買っていた人も多かったんじゃないか。あと一歩で高額当せんを逃した人も、結構いたかもしれないな。

結局のところ、今回の組み合わせは「前回からの引っ張り数字が2つ」に「連続数字が1組」という、セオリーから少し外れた、人間の予測心理を試すかのような意地悪な組み合わせだったと言える。だからこそ、誰も当てられなかった。機械は時々、こういう人間の感情を無視したような、冷徹な結果を突きつけてくるから面白いんだよな。

3.セット球に関する考察

今回のセット球は「H」だった。抽選前に出ていた期待度データでは2位(12.8%)と、かなり有力視されていたセット球だ。だから、セット球の読み自体は間違っていなかった人も多かったはず。問題は、そのセット球と数字の相性だ。

セット球というのは、単なる抽選機じゃない。私は、それぞれに「個性」や「クセ」があると考えている。Hセットの過去の抽選結果を見てみると、面白い傾向が浮かび上がってくる。例えば、第1997回では「05 16 17 28 36 40」、第1984回では「04 19 28 29 34 40」、第1972回では「03 14 27 28 32 36」。こうして見ると、Hセットは「28」や「34」、「36」、「40」といった、比較的大きな数字を好む傾向があるように見える。今回「33, 34」という30番台が出たのも、このHセットの「好み」が反映された結果と考えることもできるだろう。

また、Hセットは「28」のように特定の数字に固執するような動きを見せることもある。まるで意思があるかのように、同じ数字を繰り返し選んでくる。今回の「03, 27」も、過去のHセット(第1972回)で出現している。こう考えると、セット球の過去の出目を研究することは、未来を予測するための重要な手がかりになる。単なる偶然と片付けるのではなく、そこに何かしらの「流れ」や「意志」のようなものを見出そうとすることが、宝くじの醍醐味の一つじゃないかな。

4.次回の予想やアドバイス

さあ、いよいよ次回だ。約4.8億円のキャリーオーバーを抱え、誰もが目の色を変えているだろう。こういう時こそ、冷静さと大胆さの両方が必要になる。

まず、次回のセット球だが、データ上は「F」が18.4%と圧倒的な期待度を誇っている。セオリー通りに考えるなら、この「F」に乗るのが最も賢明な選択だろう。だが、人間の心理として、期待度が極端に低くなった「H」(3.8%)の連続使用や、それに次ぐ「I」や「G」あたりを狙いたくなる気持ちもわかる。あえて人の裏をかきたいなら、そちらを選ぶのも一興だ。しかし、今回はキャリーオーバーがかかった大一番。ここは素直に期待度上位の「F」「C」「A」のいずれかが出ると信じて、予想を組み立てるのが王道だろうな。

数字選びのヒントとしては、まず「揺り戻し」を意識することだ。
今回は奇数が4つと偏ったから、次回は偶数が多め、例えば偶数4つ・奇数2つくらいのバランスを狙ってみるのが面白い。合計値も今回は122と低かったので、次回は平均値の132を超える、やや高めの140~150あたりを狙うのもいいだろう。

そして、前回から引っ張った「18」「27」は、さすがにもう来ないと見るのが自然だ。この2つは思い切って捨てて、新しい数字を探すべきだ。代わりに、しばらく顔を見せていない「ご無沙汰数字」に注目したい。過去50回のデータを見る限り、例えば「22」「32」「38」「39」あたりは出現回数が少なく、そろそろ来てもおかしくない頃合いだ。こういう「忘れられた数字」は、高額当せんの鍵になることが多い。

最後に、一番大事なことを言っておこう。データ分析や過去の傾向は、あくまで君の予想を助けるための道具に過ぎない。最後の最後で頼りになるのは、君自身の「直感」だ。色や形、音の響き、何でもいい。ピンと来た数字には、何か意味があるのかもしれない。データを参考にしつつ、最後は自分のインスピレーションを信じて6つの数字を選び抜く。そのプロセスこそが、宝くじの最大の楽しみなんだから。幸運を祈るよ。

分析結果

6数字の合計 122
奇数の数 4
偶数の数 2

個別分析

本数字(抽選順) 07 34 18 27 33 03
6分割グループ A E C D E A
11分割グループ B I E G I A
総出現回数(本数字のみ) 255 267 281 293 269 275
総出現回数(ボ数字のみ) 47 62 46 54 51 39
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
7.9 7.5 7.1 6.8 7.5 7.3
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
4 11 6 9 6 7
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
12.5 4.5 8.3 5.6 8.3 7.1
何回前に出たか 12 4 1 1 9 22

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本数字 ボ数字
第684回 06 07 13 18 27 33 16