第2002回ロト6当選番号

第2002回()LOTO6抽選結果
本数字
01 17 19 23 36 42
ボーナス数字
15
セット球
J
1等 該当なし 該当なし
2等 6口 15,189,600円
3等 296口 332,500円
4等 12,726口 8,100円
5等 209,910口 1,000円
キャリーオーバー 1,059,361,065円
販売実績額 1,793,911,200円

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レビュー

1.抽選結果の全体分析

今回の第2002回ロト6の抽選結果をレビューします。本数字は「01, 17, 19, 23, 36, 42」、ボーナス数字は「15」でした。まず全体的な数字のバランスから見ていきましょう。

本数字の奇数と偶数の割合は、奇数が「01, 17, 19, 23」の4つ、偶数が「36, 42」の2つとなりました。これはロト6で最も出現しやすいと言われる「奇数3:偶数3」のバランスから少し奇数に偏った形です。しかし、奇数4:偶数2の組み合わせも決して珍しいものではなく、十分に起こりうる範囲内の結果と言えるでしょう。

次に、本数字6つの合計値は「138」です。ロト6の数字(1~43)の平均値は約22ですから、6つの数字の合計の期待値は132前後となります。今回の「138」という数字は、この期待値に非常に近い値であり、数字の大小のバランスは非常に取れていたと言えます。つまり、極端に小さい数字ばかり、あるいは大きい数字ばかりに偏った、いわゆる「荒れた」出目ではなかったわけです。

にもかかわらず、1等当選が0口となり、10億円を超える巨額のキャリーオーバーが発生しました。売上も約18億円と高水準だったことを考えると、なぜ1等が出なかったのか、その理由を考えることが重要です。
考えられる要因は、数字の「組み合わせ」そのものにあります。一つ一つの数字や合計値だけを見ると標準的ですが、この6つの数字「01, 17, 19, 23, 36, 42」をまとめて選んだ人がいなかった。これは、多くの人が無意識に選ぶ「パターン」から、この組み合わせが外れていたことを示唆しています。例えば、連続した数字(例:12, 13)が含まれていない点や、数字の末尾がすべてバラバラ(1, 7, 9, 3, 6, 2)である点などが、購入者の選択肢から外れる要因になったのかもしれません。多くの人は、何らかの「きれいな」並びや関連性を持つ数字を選びがちです。今回の結果は、そうした人間の心理的な偏りを突いた、ある意味で最適な「当選者を出さない組み合わせ」だったと言えるのかもしれません。

2.個別の本数字の分析

個々の数字がなぜ選ばれたのか、過去のデータからその背景を探ってみましょう。ここでは過去50回の出現傾向を参考にします。

「01」は、第2000回にも出現しており、比較的短いスパンで再登場しました。過去50回でも頻出している数字の一つで、多くの人が選びやすい数字でもあります。まさに「ホットナンバー」の代表格と言えるでしょう。

「17」も同様に、第1999回、第1997回、第1996回とコンスタントに出現している数字です。これもまた勢いのあるホットナンバーと分類できます。

「19」は、第1990回以来の出現となり、しばらくご無沙汰だった数字です。しかし、それ以前には頻繁に出ていた実績があり、潜伏期間を経て再び顔を出した形です。

「23」は、過去50回で見ると出現回数がやや少なめの数字です。狙って選ぶには少し勇気がいる、いわゆる「マイナーナンバー」の部類かもしれません。

「36」は今回の最重要数字と言っても過言ではありません。なんと前回(第2001回)から連続で出現する「引っ張り数字」となりました。さらに「36」は過去50回で最も出現回数の多い数字の一つであり、その勢いはとどまるところを知りません。引っ張り現象を予測できていたかどうかが、当せんへの大きな分かれ道だったでしょう。

最後に「42」。これは「19」以上に間隔が空いており、第1993回以来の出現です。長期間出現がなかった「コールドナンバー」が、満を持して登場した形です。

このように、今回の6つの数字は「ホットナンバー(01, 17)」「引っ張り数字(36)」「復活してきた数字(19)」「マイナーナンバー(23)」「コールドナンバー(42)」と、見事に異なる性質を持つ数字で構成されています。数字選びの戦略として、こうした異なるタイプの数字をバランス良く組み合わせる「ポートフォリオ戦略」が有効であることを示す、非常に興味深い結果となりました。

3.セット球に関する考察

今回の抽選で使用されたのは「Jセット球」でした。提供されたデータによると、Jセットは今回の使用期待度が16.6%で堂々の1位。最も使われる可能性が高いと予測されていたセット球が、順当に選ばれたことになります。

セット球ごとの物理的な癖(摩耗や重心のズレなど)が出目に影響を与えるという仮説は、多くの専門家が指摘するところです。過去のJセットでの出現データを見てみると、今回の本数字である「01」「17」「36」「42」は、いずれも過去のJセットで出現実績があります。特に「01」や「36」はJセットとの相性が良い傾向が見られます。

つまり、今回は「最も使われやすいと予測されたJセット」が選ばれ、なおかつ「Jセットで出やすい傾向のある数字」が複数含まれていた、ということになります。ここまで聞くと簡単に当てられそうに思えますが、それでも1等が出なかった。これは、セット球と数字の相性というミクロな視点だけでは予測しきれない、数字の「組み合わせ」というマクロな視点の重要性を物語っています。セット球の予測が当たっていたとしても、最後の6つの数字の組み合わせを当てることの難しさを改めて痛感させられる結果でした。

4.次回の予想やアドバイス

さて、今回の結果を踏まえ、次回の第2003回に向けた戦略を考えていきましょう。完璧な予測は不可能ですが、過去のデータから確率の高い選択肢を絞り込み、より合理的な意思決定を行うことは可能です。

まず注目すべきは、次回のセット球です。データによれば、次回の使用期待度は「Fセット」が1位(14.1%)、次いで「Gセット」(13.5%)、「Iセット」(12.0%)と続きます。この上位3つのセットから選ばれる確率は非常に高いとされています。したがって、まずはこの3つのセット球が過去にどのような数字を輩出してきたかを重点的に分析するのが、最も効率的なアプローチでしょう。特にF、G、Iセットで共通してよく出ている数字があれば、それは最優先でマークすべき数字となります。

次に数字選びの具体的な戦略です。今回の結果が示したように、「ポートフォリオ戦略」を強く推奨します。
1. **ホットナンバーを軸にする:** 過去50回で頻出している「36」「34」「26」「28」あたりは、引き続き注目です。
2. **引っ張り数字を1つ入れる:** 今回出現した「01, 17, 19, 23, 36, 42」の中から、1つだけ次回の予想に加える戦略です。特に勢いのある「36」が再び連続するか、あるいは「01」や「17」あたりが候補となるでしょう。
3. **コールドナンバーを狙う:** 逆に、過去50回で一度も出ていない、あるいは出現回数が極端に少ない数字を1~2個加えることで、高配当を狙います。多くの人が避ける数字を入れることで、的中した際の妙味が増します。
4. **合計値のバランスを意識する:** 選んだ6つの数字の合計が、期待値である「132」から大きく外れないように(目安として110~160の間に収まるように)調整するのも有効な手法です。

最後に、当選確率を上げるためのアドバイスです。多くの人が選ぶ誕生日(1~31)や、カレンダーの並び、語呂合わせといった数字の組み合わせは、もし当選しても他の多くの人と賞金を分け合うことになりがちです。今回の1等ゼロの結果は、「人と違う組み合わせ」にこそ高額当選のチャンスが眠っていることを示しています。自分なりのロジックで、ホット、コールド、引っ張りといった要素を組み合わせ、あなただけの「最適解」を見つけ出してみてください。それが、巨額のキャリーオーバーを手にするための最善の戦略となるはずです。

分析結果

6数字の合計 138
奇数の数 4
偶数の数 2

個別分析

本数字(抽選順) 17 42 19 23 01 36
6分割グループ C F C D A F
11分割グループ E K E F A I
総出現回数(本数字のみ) 259 293 295 283 277 287
総出現回数(ボ数字のみ) 39 44 38 43 41 44
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
7.7 6.8 6.8 7.1 7.2 7.0
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
8 7 10 7 7 15
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
6.3 7.1 5.0 7.1 7.1 3.3
何回前に出たか 3 9 12 13 2 1

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